今回はTRIMサポートがオンになってますか?
のお話です。
載せ換えたらそれで終了では実はないんです。
実際トリム機能はオフでも動作に問題はありませんが、長い目で見たときに
いろいろ問題が出てくる可能性があるため、オンにしておくのが安心って事です。
実際にトリムがオンになっているのかを確認するには
Launchpadからその他、システム情報を選択してください。
SATAの項目を選択するとTRIMサポートの項目があると思うので
そこをみてみると私はすでに変更しているので
はい になっていますが、通常はいいえになっているはずです。
ここをオンにすると何がいいのか簡単に説明しましょう。
要するにこのトリム機能は自動お掃除機能です。
自動お掃除機能を使って日々使う中でいらない、削除してもいいと判断したファイルやデータ
を自動的に削除して無駄な容量が食わないようにしてくれるものです。
自動で削除と言っても、使う中では何も問題のない
理解不能なレベルのデータを消してくれるので、写真や音楽、その他の目に見える大きなファイルは消されません。
詳しくはcrucialのホームページにトリムについての詳しい説明がありましたので
引用させていただきます。
Trimの機能
Trimコマンドはデータが格納されている特定の領域が未使用になったことをSSDに通知します。ユーザーの観点からは、データはドキュメントから削除されていますが、SSDの情報の読み取り・書き込み方法により、ユーザーのコマンドではデータは削除されず、SSDの該当データが格納されている領域に未使用のマークが付けられます。Trimコマンドはデータが削除可能であることをドライブに通知します。次回コンピューターがアイドル状態になったとき、アクティブガベージコレクションでデータが削除されます。アクティブガベージコレクションについて詳しく知る。
Trimコマンドが存在しない場合(Windows® 7より前のバージョンの場合など)、SSDの特定のセクターに無効な情報が格納されていることは、そのセクターへの新しい情報の書き込み命令が出されるまでSSDは認識できません。その場合は既存の情報を消去してから新しい情報を書き込む必要があり、新しい情報を書き込むだけの場合より多少時間がかかります。そこで、Trimとアクティブガベージコレクションを用いることによってSSDの書き込みコマンドを高速化できます。
TrimはSSDの寿命にも影響します。毎回同じNANDセルからデータの書き込み・消去を行うと、セルの信頼性が失われます。メモリの寿命を延ばすには、各セルの使用率をおおよそ均一化する必要があります。これをウェアレベリングと呼びます。アイドル時に消去可能なセルをTrimコマンドでSSDに通知することにより、その他のデータが存在するセルと空のセルを整理し、不要な消去と再書き込みを回避することもできます。
とのこと
つまり、オンにしておいて損はないです。
オンにしてことによる日常での動作の問題や速度低下などの不具合は
みられませんので、先ほどのコマンドをターミナルに入力して
トリムサポートをオンにして高速化してみませんか?
ちなにみにこれはウインドウズでもトリム機能はあるので
オンにすることもできます。
それではまた。